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SAT(Social Action Team)第12回講座~“6次産業”への挑戦!! アグリビジネスの第一人者が語る農業のこれから~

 9月10日(金)に国士舘大学瀬谷画やキャンパスで、「“6次産業”への挑戦!!アグリビジネスの第一人者が語る農業のこれから」をテーマにSocial Action Team第12回講座が行われました。

 今回は株式会社農都総研・株式会社エヌ・シー・シー代表取締役、NPO法人ふるさと回帰支援センター事務局長補佐である川辺 亮氏をお招きし、今話題の“6次産業”について講演を行ってくださいました。



 6次産業とは「1次産業×2次産業×3次産業」のことで、農業について、生産だけでなく加工・流通・販売等も統合的に取り扱い、今まで一次産業にはなかった付加価値を生み出すことで、農業にいまだかつてない新しいビジネスを巻き起こす“キーワード”として注目されつつある概念であります。

 講座では農業の6次産業化から観光などの農業とは違う業界でも地域活性化に貢献する産業の発掘を目的とした「農村」の6次産業化を中心に、欧米ではすでに広く実践されている休日に農業体験をする「アグリツーリズム」や「B級グルメ」などたくさんの地域活性化に関する具体的な事例をお話していただきました。



 最後の質問時には多くの学生が講師の方に質問をする姿が見られ、講義は15分延長の1時間に渡る内容となりました。またワークショップでは「自分の地域に残したい物・文化は?」をテーマに、もし自分が事業を立ち上げるとしたといったシミュレーションを行いました。6人のチームとなって、企画の実現性やニーズ調査を考え、最後には各班でプレゼンテーションを行いました。

 今回の講座では、6次産業という産業を身近に感じることができるようになり、また地域活性化についてもより具体的なアプローチを自分自身で考えられるきっかけになりました。(フェリス女学院大学3年 鷹取 友理)